国史跡河内寺廃寺跡史跡公園実施設計

 本業務は、文化財保護法第109条第1項の規定により指定を受けた史跡河内寺廃寺跡の公園整備に伴う実施設計業務である。
 史跡地内にはこれまでの発掘調査から、塔・金堂基壇及び東面回廊の一部が遺存していることが確認されており、その歴史的価値を鑑み、過年度業務において、これら遺構の保存復元整備計画が行われてきた。
 今回、これらの遺構の保存復元及び来訪者への休憩施設の設置等の整備を行うにあたり、河内寺廃寺跡整備委員会及び地元自治会からの意見聴取を行いながら、設計検討、図書作成に至る実施設計を行った。また委員会では、VRシミュレーションツールを用いた設計協議を行い、円滑かつ迅速な合意形成に努めた。

■所在地 :大阪府東大阪市
■受注先 :東大阪市
■業務内容:実施設計、VR作成
■工期  :平成26年度